グーグル、気球利用しネット接続 実験開始、被災地にも活用へ(共同)
2013-06-15 22:19:01
【シドニー共同】米ネット検索大手のグーグルは15日までに、上空の気球から電波を発信し、周辺地域でのインターネット接続を可能とするシステムを開発中だと発表した。ニュージーランドで今月、実用化に向けた実験を始めた。
将来的にはネット接続が困難な途上国の遠隔地や災害被災地での活用を目指すという。気球の安定性などが課題となりそうだ。
同社によると、旅客機が往来する高度の2倍の高さ付近にヘリウム入りの多数の気球を飛ばし、備え付けのアンテナを通じて地上や他の気球から電波を受信。それぞれの気球が直径40キロの範囲へ電波を発信する。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013061501001956.html