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大畠民主党幹事長 豪雨被害で国民が苦しんでいるのに、夏休みゴルフを楽しむ安倍首相を批判(各紙) 欧米では考えられない危機意識のなさ

2013-08-11 23:24:25

地元の山口県の豪雨被害には視察に訪れたが、等帆国地方の豪雨は「対象外」ということのようだ
地元の山口県の豪雨被害には視察に訪れたが、等帆国地方の豪雨は「対象外」ということのようだ
地元の山口県の豪雨被害には視察に訪れたが、東北地方の豪雨は「対象外」ということのようだ


民主党の大畠章宏幹事長は11日、豪雨被害の視察に訪れた盛岡市で、10日にゴルフを楽しんだ安倍晋三首相を批判した。「大規模水害で犠牲者が出ている中、笑顔でゴルフに興ずる首相の神経は全く理解できない」と指摘。首相が約10日間の夏休みに入っていることにも「被災された人々は休みどころでない。首相も国民と共にあってほしい」と記者団に述べた。

安倍首相は10日、山梨県鳴沢村のゴルフ場で友人や秘書官らとプレーした。11日も県内でゴルフを楽しんだ。首相は10日から夏休みに入っており、20日まで鳴沢村の別荘で静養する予定。欧米の首脳は夏休みを長期間とるが、国が自然災害に襲われたり、緊急事態が発生すると、休暇を中断し、トップが救済策を直接指示するなどの臨機応変な対応をとるケースが通例。

安倍首相は月初めに、山口・島根県を襲った豪雨に際しては、地元視察に駆け付けた。山口は首相の地元でもある。しかし、10日から予定通りの夏休みの日程に入ったことから、東北地方には出かけず、10日も、11日も、ゴルフ三昧に興じていると報道されている。

また豪雨禍だけでなく、東電福島原発では10日に、放射能汚染水の海洋流出が実際に確認されたが、首相はこの事実にも無反応。放射能汚染水の海洋流出は国際海洋条約等に違反する可能性が強いにもかかわらず、汚染確認時点で、首相がゴルフに興じているということは、国際的に批判される可能性がある。

民主党の大畠幹事長は、豪雨に襲われた東北地方を視察、設備が土砂に埋まるなどして多くの旅館が営業停止に追い込まれた盛岡市内の温泉街や、床上浸水の被害が多数出た岩手県矢巾町を訪れた。