早大とジャパン・ロボテック社ら、環境調査用の小型ロボット開発-スマホ載せ自律移動 (日刊工業)
2013-08-23 11:33:25
早稲田大学の高西淳夫教授とジャパン・ロボテック(福岡市早良区)らは、搭載したスマートフォンを使って自律移動しながら環境調査する小型ロボットを開発した。空間線量やPM2・5のモニタリングなどでの利用を見込む。年末までに1号機を完成してテスト販売を始め、ジャパン・ロボテックが2014年秋以降に製品化する。
全方位カメラや放射線量計、温湿度計などを搭載し、スマートフォンのアプリケーションを通じて撮影や計測、遠隔操作などを行う。複数台で運用して広い範囲のデータを収集する。あらかじめ経路や動作を設定すれば、自動で移動や計測を行う。
最大18センチメートルの段差を乗り越えられる。ロボットの本体と脚は炭素繊維強化プラスチック製。大きさは幅25センチ×長さ36センチ×高さ20センチメートル。日中に太陽電池からリチウムイオンポリマー電池に充電して駆動する。4―6時間の充電で0・8―1・2時間の活動が可能。
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720130823eaae.html