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福島県、第一原発港湾外の排水溝付近の海水を直接検査へ 東電・石崎代表がタンクからの汚染水相次ぐ漏えいに謝罪(各紙)

2013-10-04 00:09:32

新たな汚染水漏れが見つかった東京電力福島第1原発の排水溝出口付近で、海水を採取する福島県の職員=3日午後(同県提供)
新たな汚染水漏れが見つかった東京電力福島第1原発の排水溝出口付近で、海水を採取する福島県の職員=3日午後(同県提供)
新たな汚染水漏れが見つかった東京電力福島第1原発の排水溝出口付近で、海水を採取する福島県の職員=3日午後(同県提供)


福島県は3日、東京電力福島第1原発の地上タンクで新たな汚染水漏れが起きたことを受け、原発港湾外の外洋の放射性物質を検査するため、第1原発排水溝の出口付近の海水を採取した。結果は7日ごろ判明する見通し。

これに先立ち福島県の長谷川哲也生活環境部長は、東電福島本社の石崎芳行代表(副社長)に対して、全社を挙げて漏えい防止策を実施するよう強く要請した。要請の内容は、堰の高さのかさ上げや、排水先を原発港湾外ではなく、港湾内に限定する措置などを求めた。

これに対して、石崎東電代表は「何回も大変なご迷惑とご心配をお掛けして申し訳ございません」と謝罪を繰り返した。