HOME |東電福島「地下水バイパス計画」用の井戸からトリチウム1300ベクレル 排出基準に迫る濃度(福島民有)大丈夫か? |

東電福島「地下水バイパス計画」用の井戸からトリチウム1300ベクレル 排出基準に迫る濃度(福島民有)大丈夫か?

2014-04-11 12:22:01

fukushimachikasui140411news1
fukushimachikasui140411news1東京電力福島第1原発の汚染水対策の柱の「地下水バイパス計画」で、東電は10日、12本あるくみ上げ専用井戸1本の水から放射性トリチウム(三重水素)が過去最高の1リットル当たり1300ベクレル検出されたと発表した。

 

地下水を海に放出する際のトリチウムの基準同1500ベクレルに迫るが、東電は地下水の汚染が今後も進む可能性を示唆した。
同計画は、5月中旬に見込む地下水の海洋放出に向け、9日にくみ上げが始まったばかりで、原因究明と対策が急がれる。しかし東電は基準を超えた井戸の対応について「くみ上げを継続するか、停止するかは未定」としており、危機管理の不備が厳しく問われる。
専用井戸は南北に12本が並び、過去最高値のトリチウムが検出されたのは南端の井戸。この井戸の約100メートル西側(山側)には、昨年8月に高濃度の汚染水約300トンが漏えいした地上タンクがある。東電は、漏れ出した高濃度汚染水の影響で、井戸のトリチウム濃度が上昇した可能性が高いとしている。

 

 

http://www.minyu-net.com/news/news/0411/news1.html