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自治体の下水道汚泥の放射能汚染度 東京は福島に次いで全国二位 江戸川・葛西水再生センターで3800ベクレル(FGW) 

2014-07-02 14:03:51

gesuiinfo_165
gesuiinfo_165国土交通省の統計によると、今年度5月20日までに全国の自治体の下水道処理場で測定した焼却灰等に含まれるほうsh差製セシウムの含有量調査の結果、福島県で最高の1kg当たり87100ベクレルを検出したのを最高に、東京都も都道府県では二番目に高い3800ベクレルを検出した。

調査は今年度の月20日までの間に、全国自治体からあがってくる下水道最終処理場の測定結果をとりまとめた。各処理場で処理後に排出される焼却灰、脱水汚泥、乾燥汚泥、コンポスト化汚泥、溶融スラグ、排ガス、放流水、あるいは流入下水等をサンプルとして、1kg当たりのセシウム等の含有量を調べている。

 

その結果、福島県福島市の堀河終末処理場の乾燥汚泥(5月19日採取分)から今回の調査で最高の87100ベクレルを検出した。同処理場では、4月21日の採取分でも65100ベクレルを検出するなど、高濃度の放射能汚染が続いている。8,000ベクレル以上の廃棄物は国の指定廃棄物として、国が中間処理を行い、最終処分まで責任を負うことになっている。しかし、現実には、中韓処理自体が難航しているのが現状。

 

福島以外では8000ベクレル以上の廃棄物は測定されなかったが、都道府県別にみると東京都の葛西水再生センター(江戸川区)で採取された焼却灰から3800 ベクレルが福島以外での最高値となった。東京では錦町下水道処理場(立川)でも、3520ベクレル、東部スレッジプラント(江東区)で2090ベクレルと高濃度を検出している。

 

東京に次いで多かったのは、千葉県。手賀沼終末処理場(我孫子市)で2880ベクレルを検出した。神奈川県は山崎城下センター(鎌倉市)で1220ベクレル、宮城県は南蒲生浄化センターで10204ベクレルなどとなっている。

 

 

http://www.mlit.go.jp/mizukokudo/sewerage/crd_sewerage_tk_000168.html