HOME5. 政策関連 |グリーンボンド等の国際標準化機構(ISO)規格案のうち、タクソノミー規格(パート3)の成立が来年にずれ込む見通し濃厚に。EUのタクソノミー議論の影響。日本も反対続ける(RIEF) |
ISO2キャプチャ

 

  国際標準化機構(ISO)で進められているグリーンボンド等の規格ISO14030シリーズのうち、規格の軸になるグリーンタクソノミーを定めるパート3(14030-3)の扱いが来年にずれ込む見通しが濃厚であることがわかった。同案を決める再投票が7月半ばから始まるが、パート3が土台とするEUのタクソノミーの天然ガス等の扱いが最終的に定まっておらず、今回の投票での合意は困難との見方が多い。最悪の場合、「タクソノミー無しのグリーンボンド規格」になる可能性もあるという。

 

 ISO14030は、正式には「Green Debt Instruments」の規格として進められている。グリーンボンドの概要を定めるパート1、グリーンローンのパート2、両方に適用されるグリーンタクソノミーのパート3、そしてそれら……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン