HOME |欧州委員会、欧州グリーンボンド基準(EUGBS)規則案を公表。資金使途先はタクソノミー準拠、セカンドオピニオン必須、評価事業者は登録制。市場の「ゴールドスタンダード」目指す(RIEF) |
Europeancommissionキャプチャ

 

 欧州委員会は6日、欧州グリーンボンド基準(EUGBS)の規則案を公表した。同基準は資金使途先の事業について、欧州委が開発するタクソノミーとの適合性や、外務評価を必須事項とするほか、外部評価を付与するセカンドオピニオン業者について、欧州証券市場監督局(ESMA)の登録を義務付けるなど、現行の市場基準となっている国際資本市場協会(ICMA)のグリーンボンド原則(GBP)より厳格な要件となっている。EU域内でのグリーンボンド発行にとどまらず、非EU市場での適用も認める。

 

 今回の欧州委のEUGBS案は、今後、欧州議会と閣僚理事会の協議を経て規則として制定される。また同委は、提案したGBS案は、トランジションボンドやサステナビリティリンクボンドの評価にも適用できるとしている。ソーシャルボンドに……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン