
日本最大のCO2排出企業であるJERAは、シンガポールにLNGの長期契約中における契約条件改定交渉などを担う子会社「JERA LNGポートフォリオストラテジー(JERA LPS)」を設立した。日本のLNG取引は長期契約を基本としてきたが、LNG取引の世界的拡大に伴い、スポット市場の流動化など、LNG取引が多様化していることを受け、新設子会社では、グローバルなLNG取引の需給を踏まえ、最適なLNG調達ポートフォリオを構築して、LNG価値の最大化を目指すとしている。
JERAによると、LNG取引は、約50年前に日本が世界に先駆けて商用利用を開始したとしている。今や世界中で必要不可欠なエネルギー源と位置付けられている。LNGの利用拡大に伴い、この10年間で、LNGを巡る環境は激変し、競争の……
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