HOME4.市場・運用 |欧州委員会。サステナブルファイナンス・フレームワーク強化で新パッケージ公表。気候以外に4分野のタクソノミー、ESG格付機関の登録制、トランジションファイナンスの整理等(RIEF) |
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  EU欧州委員会は13日、これまで推進してきたEUサステナブルファイナンスフレームワークを強化する新たなパッケージを公表した。2050年までの気候ニュートラルとサステナブル経済への移行が、EU全体の企業および市民社会に新たな機会を作り出す、と位置付け、そのための制度整備を示した。主な強化措置として、EUタクソノミーに新たに気候以外の4分野の環境活動を加えるとともに、サステナブル投資市場の透明性を高めるため、ESG格付機関の信頼性を改善する登録制を導入する。トランジションファイナンスについては、現行タクソノミ―区分に盛り込んでいる中間的なグリーンのトランジション活動を超えるファイナンス促進の重要性に言及したうえで、サステナビリティ情報開示に含まれる企業の移行計画と同目標の活用を求めている。

 

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