HOME |年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)委託運用機関の「重視するESG課題」。国内株式のパッシブ機関が新たに「生物多様性」を選択。「気候変動」は全運用機関共通の「重大性」(RIEF) |
GPIF22キャプチャ

 

  年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、運用委託先機関が考える「重大なESG課題」の評価結果を公表した。GPIFは、スチュワードシップ活動原則に基づき、株・債券の運用機関に重大な ESG課題へのエンゲージメントを求めるため実施している。今回の調査では、国内株式のパッシブ運用機関全社で「生物多様性」が初めて取り上げられ、アクティブ運用機関との判断の違いが示された。「情報開示」「気候変動」の両分野は共通し、特に「気候変動」はすべての資産運用で「重大視」されている。

 

 今回の調査対象は、GPIFが運用を委託するすべての運用機関。内訳は、国内株式13機関、外国株式28機関、国内債券14機関、 外国債券9機関。それぞれの投資資産について、パッシブ投資とアクティブ投資の運用機関に分けてエン……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン