
金融庁は26日、サステナブルファイナンス情報開示のスケジュール案を示した。2025年3月末までに成案化を予定するサステナビリティ開示基準(SSBJ)に基づき、プライマリー上場企業のうち時価総額3兆円以上企業は2027年3月期から、同1兆円以上企業は28年3月期からとするか、あるいはそれぞれ1年ずつ遅らせるかの2案を示した。SSBJが準拠する国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)と、それに基づくEUの企業情報開示は今年から適用が始まり、米証券取引委員会(SEC)の気候情報開示規則は25会計年度からの適用(26年報告)と定めたこと等と比べると、日本の同開示は2~3年遅れになる可能性もある。
同庁は同日開いた金融審議会のワーキンググループに開示案を示した。適用時期を大企業で早くても27……
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