日本郵船は17日、同社として３回目となるトランジションボンド150億円分を発行した。同時にグリーンボンド100億円も発行、合計250億円を調達した。トランジションボンドの資金使途先は、建造中の3隻のLNG燃料による自動車運搬船の建設資金に充当、グリーンボンドの資金使途は、アンモニア燃料アンモニア輸送船などに充当するとしている。同社の仕分けでは、「LNGはトランジション」「アンモニア燃料はグリーン」ということになる。

 

　今回のトランジションボンドの発行額は当初、200億円の予定だったが、市場環境等を踏まえて150億円とした。同社は2021年に初のトランジションボンド200億円を発行して以来、同ボンドの発行は今回で3回目となる。同ボンドは期間5年、利率0.722%。グリーンボンドは2回目の……

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