HOME |GPIF 平成28年度運用計画で、内外の株式運用受託機関選別の評価に、ESG等の非財務要素を考慮。収益確保を前提(RIEF) |
GPIFキャプチャ

 

 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は31日発表した「平成28年度計画」の中で、株式運用の受託機関選定の際に、環境・社会・ガバナンス(ESG)などの非財務的要素への考慮を評価する方針を盛り込んだ。

 

 GPIFは、厚生年金や国民年金などの公的年金を管理・運用する。約140兆円の運用資産を抱える世界最大の公的年金。資産運用の基本ポートフォリオ構成は2014年10月以来、実質運用利回り1.7%の確保を目指し、主要資産の構成比率を国内株式と外国株式各25%、国内債券35%、外国債券15%としている。

 

 従来の内外債券で70 %以上という比率を大きく株主導に変更したうえで、市場動向に応じて乖離許容幅を国内株は±9%、外国株も±8%と弾力投資が可能な仕組みになって……

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