HOME5. 政策関連 |EU首脳会議、サステナブルファイナンス・タクソノミーの原発、天然ガスの扱いで合意できず。年末に再調整か。ドイツの判断がカギに(RIEF) |
EUcouncil001キャプチャ

 

 EU首脳会議(欧州理事会)は16~17の両日、ブリュッセルで開いたが、サステナブルファイナンスのタクソノミーに天然ガスと原発を盛り込むかどうかでは結論に達しなかった。シャルル・ミシェル理事会議長は「異なった意見があり、合意に至らなかった」と述べ、改めて協議するとした。EUがサステナブルファイナンスのタクソノミー基準を重視する判断を崩さない場合は、年内に臨時の理事会を開催する見通しも出ている。

 

 タクソノミーの第一弾となる気候緩和・適応のタクソノミーのリスト化ではすでに合意しており、年明けの1月1日から実施に移される。しかし、そのリストに天然ガスと原発を盛り込むかどうかで、原発推進派のフランス等の国々と、脱原発を掲げるドイツ等の国々の対立が続くほか、天然ガスについても、CO2を排出する化……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン