
米民主党の議員団が証券取引委員会(SEC)が進める気候リスク情報開示規則作業で、温室効果ガス(GHG)のScope3開示の緩和観測が出ていることを踏まえ、当初案を順守することを求める公開書簡を出した。書簡では、「(米国が)緩い基準にすると、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)の基準に準拠する他国に比べ、米国資本市場は透明性を欠き、米国の投資家の保護は後れをとる」と危惧を示している。Scope3開示には米産業界の反発が強く、SECが当初案を緩和するとの観測が出ている。
(写真は、SEC宛ての公開書簡をまとめたウォレン米上院議員)
書簡は、上院議員のエリザベス・ウォレン、下院議員のダン・ゴールドマ……
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