HOME |EU欧州委の「サステナブルファイナンス・プラットフォーム」。欧州委提案の4分野のタクソノミー案で、原発の冷却水利用による水資源への影響等で「DNSH原則」抵触の懸念を指摘(RIEF) |
PSF002キャプチャ

 

 欧州委員会のサステナブルファイナンスの専門家グループで構成する「サステナブルファイナンス・プラットフォーム(PSF)」は、欧州委員会が先に公表した同ファイナンスの気候関連以外の水と海洋資源、サーキュラーエコノミー等の4分野のタクソノミー案についての見解を公表した。その中でPSFは、昨年、EUの政治的判断で天然ガスとともにタクソノミーに加えた原発と4分野との関係について、同タクソノミーの基本原則である「他の環境分野に重大な影響を及ぼさない(DNSH)」と整合しない懸念を指摘した。

 

 欧州委の新たな4分野のタクソノミー案の公表では、すでにタクソノミーを設定している気候分野の緩和・適応の両分野との関係についても、テクニカル・スクリーニング・クライテリア(TSC)の中で、DNSH原則やソーシャ……

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