HOME5. 政策関連 |オーストラリアもカーボン国境調整メカニズム(CBAM)導入の検討を公式に表明。対象に日本から輸出実績のある鉄鋼、セメントも。EUと同様に2026年から実施目指す(RIEF) |
Bowe003キャプチャ

写真は、日本で開いた20エネルギー相会議で訪日し、西村経産相㊨と会談した豪ボーウェン・気候変動・エネルギー相㊧)

 

  オーストラリアはEUに続きカーボン国境調整メカニズム(CBAM)の導入を検討していることを公式に認めた。国内の温室効果ガス(GHG)の大規模排出産業の削減に課している「セーフガード・メカニズム」の強化に伴い、同措置の対象となる国内産業と競合する輸入品等に同等レベルの排出削減を求めるために課税する方式で、EUのCBAMと同じ仕組みを想定している。対象産業は鉄鋼やセメント等で、EUと同じく2026年からの実施を目指す考えだ。オーストラリアへの両産業の輸出企業には日本企業も多く、日本の産業界は対EUと合わせてオーストラリア向けでも国内排出削減の強化を求められる形だ。

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