HOME4.市場・運用 |金融機関向け「サイエンスベースド・ターゲット(SBT)」のガイダンス・フレームワーク公表。セクター別アプローチ等3手法。投融資の「脱炭素化」と実体経済への効果、依然議論に(RIEF) |
SBT001キャプチャ

 

 気候変動による世界の気温上昇を1.5℃に抑制する目標設定を推奨する国際イニシアティブの「Science based Targets Initiative (SBTi)」は、初の金融機関向けの目標設定のガイダンスとパイロットフレームワークを公表した。それによると、目標設定の手法として①セクター別脱炭素アプローチ(SDA)②ポートフォリオに占めるSBT企業比率アプローチ③ポートフォリオ対象企業による気温格付アプローチーーを提唱した。

 

 SBTiは、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第5次評価報告書(AR5)が示す「1.5℃目標」を達成するために、温室効果ガス(GHG)総排出量を世界の炭素予算として設定。その予算を踏まえて、既存の多様な手法を活用して、企業のGHG排出量を配分し、その……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン