
米金融取引所大手のインターコンチネンタル取引所(Intercontinental Exchange : ICE)は温室効果ガス(GHG)排出量のデータ会社である英Urgentem社を買収、傘下に入れたと発表した。Urgentemは、グローバル市場で3万社以上の上場企業や非上場企業のScope3を含むGHG排出量データを保有している。ICEは同社のデータを元に、債券市場での業務を強化する。さらに、アジア太平洋地域と中国市場への業務拡大も目指すとしている。国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)や米証券取引委員会(SEC)等が気候情報開示の対象に、Scope3を盛り込むことを目指していることを踏まえた対応ともいえる。
(写真は、Urgentemが開……
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