（上図は、2023年第4四半期のグローバルベースのサステナブルファンドの資金流出入状況）

 

 　グローバル市場のサステナブルファンドが昨年第4四半期に、四半期ベースで約25億㌦（約3650億円）減となり、初の純減となった。年間では同市場への630億㌦の資金流入があったが、前年（2022年）に比べると約40％減った。第4四半期の純減は米国市場での流出が過去最高の50億㌦に達したことが大きい。米国市場からは年間でも130億㌦が流出した。米国市場の低迷は、共和党系州当局の反ESGキャンペーンの増大、グリーンウォッシュ懸念、投資リターンの低迷、明確な規制の不在等が要因とされる。日本市場も7四半期連続で資金流出となり、同四半期の純流出額は24億㌦。日本のファン……

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