
大気中のCO2を直接吸収する技術(DAC)を開発しているスイスのベンチャー企業、Climateworks社は、総額6億スイスフラン(約800億円)の増資による資金を調達したと発表した。同社は昨年9月、年間4000㌧のCO2吸収力を持つプラントを稼働させたが、今回の調達資金で、その10倍の吸収力を持つプラントを2030年までに完成させるという。IPCCの最新報告では「1.5℃目標」の達成には2025年までに温室効果ガス(GHG)排出量のピークアウトが必要と指摘しており、企業の排出削減の遅れを補うDACの役割が改めて注目されている。
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