HOME10.電力・エネルギー |砂漠で開発する「藻によるCO2吸収源プロジェクト」、2024年にも商業化、吸収CO2コストは㌧当たり50㌦を切る見通し。トヨタグループも支援する英スタートアップ企業(RIEF) |
morocco001キャプチャ

 

 気候対策で再エネに加えて、大気中のCO2を吸収する吸収源プロジェクトへの関心が高まっているが、藻を使ったCO2吸収事業を開発する英ベンチャーが2024年に稼働を目指すプラントでは、㌧当たり50㌦以下でのCO2吸収が可能という。CO2吸収源事業には、直接大気中から機械的に回収するDAC方式のほか、伝統的な森林オフセット事業等が各地で進行している。藻による吸収事業は、海中ではなく、陸上で行う点もユニークだ。

 

 (写真は、モロッコで実証実験中の小規模な人工プールを組み合わせた藻による吸収源プロジェクトの模様)

 

 事業を推進しているのは英ロンドンに拠点を置くスタートアップのBrilliant Planet社。201……

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