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ウエストHD、従業員に「太陽光ボーナス」 売電収入を分配 (各紙)

2013-08-02 18:21:20

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solarroofIMG_0131太陽光発電事業大手のウエストホールディングス(HD)は大規模太陽光発電所(メガソーラー)の運営で得られる利益を従業員にも還元する制度を8月から始めた。従業員に特別賞与を支給、これをもとに同社が手掛けるメガソーラーの一部を従業員の共同所有とし、その分の売電収入を分配金を還元する仕組み。

 

 同社の説明によると、一般的な従業員の場合で、同制度を利用することで、20年間に合計約160万円を受け取ることが可能という。


 原資となる特別賞与は、通常のボーナスとは別に約500人の全従業員に支給する。その際、従業員の同意を得た上でメガソーラーの一部施設に出資してもらう。出資額は1口10万円で、会社への貢献度で1~10口の枠があるという。従業員一人当たりの平均的な出資口数は2口。固定価格買取制度によって、高めの売電収入が見込まれることから、1口当たり年間3万~5万円の売電収入を配当として従業員に還元できるという。




 第一弾の従業員投資のメガソーラーは、西日本で年内に発電を開始する出力1500キロワットの事業が対象。従業員の“ボーナス投資”も加えることで、対象施設の発電量を合計2万キロワットに増やすことを目指す。




 ウエストHDはオリックスなどと2016年度までに全国250カ所に合計50万キロワットの太陽光発電所の建設を計画している。

 

http://www.west-gr.co.jp/