HOME4.市場・運用 |「削減貢献排出量(Avoided Emissions : 「Scope4」)」の投資家向けフレームワーク。米英の市場プレイヤーが共同提案。再エネ機器等の「Enabling Activities」を中心に(RIEF) |
Scope4キャプチャ

 

  企業の温室効果ガス(GHG)の排出量把握に加えて、他社の排出削減に貢献する排出量(Avoided Emissions)を「Scope4」とも呼んで、投資判断に加えるべきとの議論が起きているが、投資家が投資先企業の排出量評価に際して、この削減貢献量を評価するための新たなフレームワークの提案を米英の市場関係者が示した。グリーンウォッシングとの選別に加え、対象製品・事業として、太陽光や風力発電の機器製造事業、蓄電、省エネ型半導体、廃棄物事業等の「Enabling activities」を列記。投資判断に際しては、投資先企業の排出量削減の評価にとどまらず、企業の削減貢献をより高める事業・企業の適正評価が必要としている。

 

 米金融取引所ICE傘下の気候データ会社のICE Climate Tra……

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