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復興へ市民が一丸 郡山で総決起大会、“生の声”発信(福島民友)

2012-11-27 09:53:57

一日も早い復興に向けて気勢を上げる参加者
国や東京電力に地方の声を届ける東日本大震災復興市民総決起大会は26日、郡山市で開かれ、震災と東京電力福島第1原発事故の影響に苦しむ本県の現状を再確認し、復興に向けて気持ちを新たにした。郡山商工会議所などでつくる実行委員会(実行委員長・丹治一郎同商議所会頭)の主催。
 昨年に続く開催。早期の復興を果たし、震災や原発事故を風化させないため、具体的な施策を“生”の声として県内外に発信することが狙い。

一日も早い復興に向けて気勢を上げる参加者


 趣旨に賛同した市内町内会や企業、団体は328社、団体に上った。主催者発表で約1500人が参加。丹治委員長が「未来を託す子どもたちのため、世界に誇れる福島をつくっていかなければならない」と述べた。「“こおりやま”の復興なくして福島県の再生なし」とした復興提言に続き、企業誘致や雇用の創出、企業立地補助金の拡充をはじめ、原発事故の早期収束や市内の徹底除染実施など全37項目の大会決議が読み上げられ、満場一致で採択した。

http://www.minyu-net.com/news/news/1127/news8.html