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福島・避難地区の住民が 原発損害賠償紛争解決センターに 集団申し立てへ 30世帯、請求総額100億円(福島民友)

2012-12-04 09:28:32

fukushimagenpatsujiko
東京電力福島第1原発事故の適切な補償、損害賠償を求め、計画的避難区域の川俣町山木屋地区の住民有志で構成する「やまきや未来の会」と担当弁護団は2日、今月中旬に原子力損害賠償紛争解決センターへの集団申し立てを行うことを決めた。弁護団によると、申立件数は約30世帯50人で、請求総額は100億円以上に上る見通し。
 代理人代表の野村吉太郎弁護士によると、財物、家財以外にも田畑や原野の面積に応じて請求を行うといい、広範囲の土地を持つ住民の金額は10億円を超えるという。また、原発事故発生時から今年12月までの賠償に関しても、1人当たり月額10万円の積み増しを求める方針。
 同日川俣町で開かれた総会で、野村弁護士は「請求が決まっている住民に関しては、14日までに申し立てを行いたい」とした。現在までに約60世帯90人の相談を受けており、順次、追加申し立てを行う。

 

http://www.minyu-net.com/news/news/1203/news5.html