HOME |2012年の温室ガス濃度、過去最高 CO2は毎年増加 熱帯と日本からの排出増加(各紙) |

2012年の温室ガス濃度、過去最高 CO2は毎年増加 熱帯と日本からの排出増加(各紙)

2013-11-06 23:02:29

ondankahyougaimages
  ondankahyougaimages各紙の報道によると、世界気象機関は6日、地球温暖化の主要原因物質である二酸化炭素(CO2)とメタン、一酸化二窒素などの温室効果ガス(GHG)の2012年の世界平均濃度が過去最高レベルに達したことを発表した。このうちCO2は、データがそろう1982年以降、増え続けている。

 

 気象庁は「人間の活動が大きく変わるわけではない。当分は増え続けるのではないか」と推測している。排出増加は、主に熱帯と日本を含む北半球の中緯度からの排出が増えているという。

 

世界気象機関は、これらの排出増加が人間の活動に起因するものなのか、自然によるものなのかを特定するのは難しい、としているが、先に明らかになった国連の気候変動に関する政府間パネル(UNFCCC)の第五次レポートによると、「非常に可能性が高い」確率で、温暖化現象は人間活動によるものとの見方を強めている。

 

実際に、産業革命以前の1750年と比べると、CO2は41%増加しているという。

 

http://www.47news.jp/CN/201311/CN2013110601002089.html