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IAEAが福島沖で現地調査 海洋汚染懸念で専門家(各紙) 正確な調査データを公表してもらいたい

2013-11-07 13:09:24

これまで行われた海洋汚染の調査船の模様
これまで行われた海洋汚染の調査船の模様
これまで行われた海洋汚染の調査船の模様


各紙の報道によると、国際原子力機関(IAEA)の海洋モニタリング専門家が7日から、東京電力福島第1原発の汚染水流出による海洋への影響を調べるための現地調査を開始した。 調査に取り組むのはIAEAから派遣された専門家2人。7日は、福島県沖で出て、調査を始めた。今回の調査は、廃炉作業を検証するために今月下旬に来日するIAEAの調査団の事前準備のため。日本でこれまでに実施されてきた海水試料の採取方法などについても確認する。

 

 国際社会では汚染水による海洋汚染への懸念が高まっている。IAEAが海洋汚染の調査に実質的に関与することで、測定データの信頼性を高める狙いがある、という。そうだとすれば、測定データについては速やかに公表されることを期待している。