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福島県 18歳以下の甲状腺検査で 390件の集計ミス判明 (時事) ずさんデータ処理 二重計上や計上漏れも

2013-11-08 23:28:50

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fukushimafadfd14f14c8fcb4f640f209e572136c福島県は8日、東京電力福島第1原発事故を受け、当時18歳以下を対象に実施している甲状腺検査の結果について、計390件の集計ミスがあったと発表した。経過観察や通常診療への移行など2次検査の結果を集計する際、分類を誤ったり、集計漏れがあったりした。
個々の検査結果や本人への説明内容に誤りはなく、2次検査の結果の傾向などに大きな影響はないという。
福島県は1次検査でしこりなどが見つかった場合、詳細な2次検査を実施している。2次検査の結果は「経過観察」や「通常診療への移行」などに分類され、経過観察となった人も、しこりの有無などに応じて「A1」「A2」に細分される。

最も多かったのは、「A1」とすべきところをより重い「A2」にするなどの分類ミスで、235件。集計の基となる医師作成の書類には「A1」か「A2」かの区別を記載する欄がなく、医師が欄外に書き込んでいたが、記載がない場合、集計担当者が確認せずに「A2」などにしていたという。二重計上や計上漏れなども計155件あった。

http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013110801046