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福島沖、洋上風力発電が運転開始 再生エネルギー研究 (河北新報)

2013-11-11 17:28:35

福島県楢葉町の沖合約20キロに設置された浮体式洋上風力発電所の風車=11日午前、共同通信社ヘリから
福島県楢葉町の沖合約20キロに設置された浮体式洋上風力発電所の風車=11日午前、共同通信社ヘリから
福島県楢葉町の沖合約20キロに設置された浮体式洋上風力発電所の風車=11日午前、共同通信社ヘリから


再生可能エネルギーの研究として、福島県楢葉町の沖合約20キロに設置された「浮体式洋上風力発電所」の運転が11日、始まった。
 発電所は出力2千キロワット。羽根の直径約80メートルの風車1基を、海に浮かべて回し発電する。海上に併設の変電所から海底ケーブルを通し、東北電力に供給する仕組み。2014年度までに、出力7千キロワットの風車2基を増設する予定。
 福島県いわき市で運転開始式があり、佐藤雄平知事らが起動スイッチを押した。佐藤知事は「世界最大規模で非常に期待している」と述べた。