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三菱東京UFJ銀行 初の外国籍女性役員2人誕生。グローバル化に即した人材・組織体制へ(RIEF)

2016-05-16 16:14:52

MUFGキャプチャ

 

 各紙の報道によると、三菱東京UFJ銀行は、メガバンクとして初めて外国籍の女性を執行役員に起用する。海外企業との取引が拡大しており、現地に精通した人材の活用を加速する。

 

    日本経済新聞が報じた。新たに女性執行役員になるのは香港支店の副支店長を務めるンガン・ソクファン氏(58)と、米州で資金決済業務を担当するランジャナ・クラーク氏(55)の二人。

 

 男性の外国籍の役員も、米州で法務を担当するマイケル・コイン氏(58)を新たに昇格させる。この結果、今回だけで外国籍役員は合計3人増え、同行全体の役員のうち外国籍の人材は計10人になる。役員全体に占める比率も、1割が外国籍の人材ということになる。

 

 3メガバンクの役員クラスには外国籍の役員や女性の役員はすでにいる。しかし、外国籍の女性役員は今回が初めてとなる。また、同行は国際事業を統括する国際本部長の拠点も、これまでの日本から米国に移転させる。グローバル化に対応した人材、組織体制の再編を進めていく。

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