アフリカのエコバンクグループが赤道原則に署名(FGW)
2012-01-06 13:24:34
アフリカのサブサハラ地域中心に広範囲な金融活動を展開しているエコバンクグループ（Ecobank Transnational Incorporated)が、国際的プロジェクトファイナンスの環境・社会配慮の自主原則であるエクエーター原則(赤道原則）に署名した。エコバンクはアフリカ32カ国に拠点を持ち、個人向けリテール業務から、国境を越えた国際プロジェクトにまで資金提供している。
同行は755の支店網と779のATMをアフリカ全土に展開しており、アフリカ発の｢国際銀行」を目指している。また持続可能性を経営方針の柱に据えている。最近のアフリカ各国は経済成長の高い国が多く、開発需要も高まっている。各国の国境を越えた大規模プロジェクトも少なくない。半面で、従来の生活様式にとどまる原住民の権利保護、世界最後の楽園とされる自然環境の維持等との版ランスをどう取るかが大きな課題となっている。
国際的な金融業務を視野に置く同グループが赤道原則を署名したことによって、欧米金融機関主導のアフリカ関連プロジェクトに対する「アフリカの眼」が付け加えられ、より環境・社会配慮の金融が広がることが期待される。
グループCEOのArnold Ekpeは署名に際して、「赤道原則への署名は、われわれがこれまで実施してきたアフリカの持続可能な金融・経済発展へのコミットメントを再確認することでもあり、われわれがこれまで如何に環境・社会的責任基準を遵守してきたかを、強調することでもある。我々はこの原則をさらに超えて、環境の保護、貧困の克服、社会的連帯の強化を推進していく」と述べている。
Equator Principlesのサイト： http://www.ecobank.com/default.aspx?AspxAutoDetectCookieSupport=1
エコバンクのHP： http://www.ecobank.com/default.aspx?AspxAutoDetectCookieSupport=1
同行は755の支店網と779のATMをアフリカ全土に展開しており、アフリカ発の｢国際銀行」を目指している。また持続可能性を経営方針の柱に据えている。最近のアフリカ各国は経済成長の高い国が多く、開発需要も高まっている。各国の国境を越えた大規模プロジェクトも少なくない。半面で、従来の生活様式にとどまる原住民の権利保護、世界最後の楽園とされる自然環境の維持等との版ランスをどう取るかが大きな課題となっている。
国際的な金融業務を視野に置く同グループが赤道原則を署名したことによって、欧米金融機関主導のアフリカ関連プロジェクトに対する「アフリカの眼」が付け加えられ、より環境・社会配慮の金融が広がることが期待される。
グループCEOのArnold Ekpeは署名に際して、「赤道原則への署名は、われわれがこれまで実施してきたアフリカの持続可能な金融・経済発展へのコミットメントを再確認することでもあり、われわれがこれまで如何に環境・社会的責任基準を遵守してきたかを、強調することでもある。我々はこの原則をさらに超えて、環境の保護、貧困の克服、社会的連帯の強化を推進していく」と述べている。
Equator Principlesのサイト： http://www.ecobank.com/default.aspx?AspxAutoDetectCookieSupport=1
エコバンクのHP： http://www.ecobank.com/default.aspx?AspxAutoDetectCookieSupport=1
Research Institute for Environmental Finance