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東邦銀行 ESG/SDGs課題に取り組む地元企業支援の新融資商品「ESG/SDGs貢献型融資」を開発。優遇金利で取り組み企業を応援。第一号融資は創業95年の製紙会社(REIF)

2018-08-07 15:11:16

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  東邦銀行(福島県)は、ESG/SDGsに取り組んでいる県内企業をサポートする融資商品として「ESG/SDGs貢献型融資」を開発、このほど第一号案件として、同県南相馬市の丸三製紙に融資した。同社がボイラー燃料を重油からLNGに切り替えてCO2削減を進めるとともに、従業員の第三子以降の出産祝い金を50万円増額するなどの取り組みを評価した。

 

 東邦銀が開発した新融資は、国連が推進するSDGs活動や、ESg活動に積極的に取り組んでいる企業を資金面から応援しようというもの。対象となる企業に対しては、通常の融資金利よりも、最大0.200%の金利引き下げの優遇金利を適用する。

 

 また企業が従業員に対して福利厚生関連を充実させることによる健康経営を実践したり、子ども出産祝い金等を贈呈する制度などを導入した場合も、少子高齢化などの社会問題の解決につながるESGの社会的貢献として評価し、融資評価に加味する。

 

 対象は原則企業だが、地域の個人事業主についても、同様の取り組みがみられる場合は、融資対象に含める方針。資金使途は設備投資でも運転資金でも構わない。融資額は原則、3億円としている。それ以上の資金需要については、個別に判断する。

 

 第1号案件となった丸三製紙は、南相馬市でダンボールの原紙となる板紙や特殊紙の製造・加工・販売などを事業としている地元企業。1923年の創業以来、地元に密着した持続可能な経営を目指してる。今般、新中期経営計画で、CO2排出削減のため、工場で使用するボイラー燃料をこれまでの重油からLNGガスに転換することを決め、地球温暖化対策に貢献する方針を打ち出した。

 

 また同社は、従業員の子どもが小学校などに入学した際の入学祝金を制度化し、従来からある出産祝金制度についても第3子以降については、少子高齢化に配慮して祝金50万円に増額することを決めた。東邦銀はこうした一連の従業員向け取り組みをESG活動として評価した。同社に対する融資額は非公表。

 

  東邦銀では「SDGsに取り組む事業者をサポートする融資商品は、東北の金融機関では初めて。今後も地域の発展と成長につながるサービスの提供に努め、持続可能な地域社会の形成のために貢献したい」としている。

http://www.tohobank.co.jp/news/20180801_005705.html