ドイツと北欧のノルウェーをつなぐ欧州最長の海底電力ケーブルが、5月27日に相互の送受電を開始した。ノルウェーからは水力発電による余剰電力を、ドイツからは風力発電の余剰電力を、それぞれ送受電することで、CO2フリー電力の相互補完ができる。全長634kmで、東京―大阪よりも長い距離を結ぶ。アンジェラ・メルケル(Angela Merkel)独首相とノルウェーのエルナ・ソルベルグ(Erna Solberg)首相がそろって開業を祝った。
(写真は、欧州最長の海底電力ケーブルの開通式の模様)
事業はノルウェーの国営電力会社のスタットネス(Statness)と、オランダの送電システム会社のテネット(Tenett ……
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