スーパー、回転寿司店の魚の放射能汚染対応のヒアリング　（Greenpeace)ママうみ実行委員会　調査結果　企業からの回答

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スーパー、回転寿司店の魚の放射能汚染対応のヒアリング　（Greenpeace)ママうみ実行委員会　調査結果　企業からの回答

2012-10-02 12:32:07

消費者のお魚の購入先の約7割を占めるスーパーや回転寿司店が、どのような取り組みをしているのか、ママうみ実行委員会のメンバーが、各社に問い合わせて下さった結果をお知らせします。みなさんもぜひメンバーになって、いつも行くスーパーや回転寿司店の取り組みを調べてみませんか? たくさんのメンバーで調査を行うことで、普段のお買い物や外食のお店選びにも役立つ情報になることはもちろん、各社の取り組みを後押しできます。ママうみ実行委員メンバー登録はこちらから >>

スーパーマーケット

会社名（50音順）	食品の放射性物質検査について	トレーサビリティーについて	産地表示について	乱獲/違法漁業された魚介類の取扱いについて
イオン
イトーヨーカドー
カスミ	シンチレーションスペクトロメーターを用いて毎週1回サンプル検査を実施。検査結果はカスミホームページにて開示している。		千葉～北海道太平洋沖の回遊性魚種、及び千葉、茨城、宮城、岩手、青森、北海道の沿岸性魚種について海域を表示。回遊性魚種や沿岸性魚種を対象に、漁獲した水域名を表示している。
カスミ	グリーンピースコメント独自検査を実施し、測定下限値を明示して検査結果を公開していることは評価。サンプル数はとても少ないようですが、今後増やしていく予定はあるのでしょうか?		グリーンピースコメント東日本太平洋沖を産地としていない魚からも放射能汚染が確認されています。全ての魚介類を対象に漁獲海域を表示すべきでは?
西友	行政の指導に基づき対応している。		関東、東北エリアの店舗より、漁獲海域が確認できたものについてラベルに漁獲水域の表示を行っている。売り場に水域名が分かる「水域表示ボード」も掲出している。
西友	グリーンピースコメント国や自治体の検査は「主要漁港で週一回」程度の穴だらけのもの。これに従うだけでお客様に安心を提供できるのでしょうか？		グリーンピースコメント東日本太平洋沖を産地としていない魚からも放射能汚染が確認されています。全ての魚介類を対象に漁獲海域を表示すべきでは?
ダイエー	独自検査はしていない。国や自治体が定期的に農水畜産物などの検査を行い結果を公表しているため、取引先と連動し、それら放射性物質に関わる情報を都度都度確認しながら、日頃より安心・安全な商品の提供に努めている。		水揚げ港の表示を行っているが、水産庁からの通知を受け、東日本の太平洋側で漁獲されたものについては、できうる限りその漁獲水域の表記をしている。
ダイエー	グリーンピースコメント国や自治体の検査は「主要漁港で週一回」程度の穴だらけのもの。これに従うだけでお客様に安心を提供できるのでしょうか?		グリーンピースコメント東日本太平洋沖を産地としていない魚からも放射能汚染が確認されています。全ての魚介類を対象に漁獲海域を表示すべきでは?
ユニー
ワイズマート	国の定めに則り各都道府県別で検査されたものが市場に入荷しているため、独自調査はしていない。	「産地→卸（荷受）→仲買→弊社」という物流が主であるため、全品は把握できないのが現状。生産履歴はバイヤーから取り寄せていない。ただしお客様から要望があった際は調べて情報開示することは可能。	漁獲海域を表示している。生産者、漁協の情報や元箱に記載されている表示と同等の表示を行っている。情報に応じて「都道府県名」「原産国名」「海域」で表示している。水揚げ港に関してはPOP等で掲示することがある。
ワイズマート	グリーンピースコメント国や自治体の検査は「主要漁港で週一回」程度の穴だらけのもの。これに従うだけでお客様に安心を提供できるのでしょうか?	グリーンピースコメントトレーサビリティーについて客の要望に応えることができる体制があることは評価。全ての魚介類商品に当てはまるのでしょうか?	グリーンピースコメントこれは本当に漁獲海域? 水揚げ港のある都道府県が表示されているのでは? もし本当に全ての魚介類商品の漁獲海域表示を徹底しているのであれば高く評価。
会社名（50音順）	食品の放射性物質検査について	トレーサビリティーについて	産地表示について	乱獲/違法漁業された魚介類の取扱いについて

回転寿司

会社名（50音順）	食品の放射性物質検査について	トレーサビリティーについて	産地表示について	乱獲/違法漁業された魚介類の取扱いについて
うおえもん	国の基準・ガイドラインに基づいて安全性が確認され市場に流通している食材を使用しているため、自社検査はしていない。		ホームページ上で原産地情報を公開。
	グリーンピースコメント国や自治体の検査は「主要漁港で週一回」程度の穴だらけのもの。これに従うだけでお客様に安心を提供できるのでしょうか?		グリーンピースコメント消費者は、自分が実際に口に入れる魚がいつどこで誰が獲ったものなのかを知りたいのです。ホームページ上の原産地情報はあまりにもあらいもので、この対応では困ってしまいます。
海鮮三崎港	国の基準・ガイドラインに基づいて安全性が確認され市場に流通している食材を使用しているため、自社検査はしていない。		ホームページ上で原産地情報を公開。
	グリーンピースコメント国や自治体の検査は「主要漁港で週一回」程度の穴だらけのもの。これに従うだけでお客様に安心を提供できるのでしょうか?		グリーンピースコメント消費者は、自分が実際に口に入れる魚がいつどこで誰が獲ったものなのかを知りたいのです。ホームページ上の原産地情報はあまりにもあらいもので、この対応では困ってしまいます。
かっぱ寿司	北海道・青森県沖太平洋～房総沖の200カイリ内で漁獲された、または回遊した可能性のある水産物を毎週1回自主検査している。
	グリーンピースコメント自主検査を行っていることは評価。でも週１回の検査では穴が大きすぎませんか? 今後規模を拡大していく予定はあるのでしょうか? 検査結果は公開していますか？小さな子供が大好きな回転寿司こそ、独自検査と情報提供を強化してほしいです。
くら寿司	国の安全基準及び当社の自社基準に従い検査を実施し、仕入れをしている。出荷規制に該当する商品は販売していない。		食材の産地に関しては、現在ホームページで開示している情報を全てとする。理由として、商品数が多岐にわたること、切り替えの頻度が高いこと、また同一の商品でも取引先が複数あること、仕入れ状況により店舗によっても違いがあることなど。
	グリーンピースコメント自主検査をしていることは評価。自主検査の規模や頻度はどれほどでしょうか? 検査結果は公開していますか? 小さな子供が大好きな回転寿司こそ、独自検査と情報提供を強化してほしいです。		グリーンピースコメント消費者は、自分が実際に口に入れる魚がいつどこで誰が獲ったものなのかを知りたいのです。この対応では困ってしまいます。
元気寿司
スシロー			水揚地ではなく漁獲海域を表示している。マグロ、カツオ、ビントロなどの回遊魚については、太平洋上で水揚げ後、船上で凍結をしているので原産地を「太平洋」としている。「太平洋産」のものは太平洋南方で水揚げをしており、関東から東北にかけての沿岸で漁獲されたものは使用していない。また茨城県、福島県、宮城県、岩手県産の水産物は現在使用していない。
			グリーンピースコメント実際の漁獲海域を表示していることは評価。しかし「太平洋」は範囲が広すぎませんか? 東日本太平洋沖を泳ぐ魚は太平洋南方に回遊する種もあります。小さな子供が大好きな回転寿司こそ、独自検査と情報提供を強化してほしいです。
銚子丸			原産地表示は漁獲海域ではなく水揚げ港を表示している
			グリーンピースコメント消費者にとって「水揚げ港」の情報はあまり意味がありません。消費者は、自分が実際に口に入れる魚がいつどこで誰が獲ったものなのかを知りたいのです。小さな子供が大好きな回転寿司こそ、独自検査と情報提供を強化してほしいです。
会社名（50音順）	食品の放射性物質検査について	トレーサビリティーについて	産地表示について	乱獲/違法漁業された魚介類の取扱いについて

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