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サッカーの川島が 怒り 泣いた (福島民報 あぶくま抄 8月22日)  

2011-08-23 15:17:03

ゲルミナルのサポーターから「フクシマ」と連呼され、主審(右)に抗議するリールスのGK川島=リール(共同)


ゲルミナルのサポーターから「フクシマ」と連呼され、主審(右)に抗議するリールスのGK川島=リール(共同)












 
 「フクシマ、フクシマ」の連呼は応援ではなかった。19日にベルギーで行われたサッカー一部リーグの試合で、リールスに所属する日本人ゴールキーパー川島永嗣選手に、相手チームの応援席から向けられた心ない挑発だった。
 

川島選手は県民に代わって怒り、泣いてくれた。「他のことは許せるが『フクシマ』と言うのは、冗談にできることではない」と。自身のブログで振り返り、試合後にベルギー人のチームメートから「同じベルギー人として本当に申し訳なく思う」と声を掛けられたエピソードも紹介している。 

 欧州のサッカーファンの行儀悪さは有名だ。集団になると心の歯止めが利かなくなるのだろう。だが、こうした中傷の奥底に「日本は原発事故をいつまでも収束できず、世界に被害をまき散らしている」という海外のいら立ちまで想像しては神経質過ぎるだろうか。

 日本が適切な情報を海外に提供しなかったり、通報もなく汚染水を海に垂れ流したりしたことに、世界の目は厳しかった。福島は紛れもない被害者だ。しかし気を落ち着けて考えることも必要だ。心ならずも加害者になってはいないか…。さらに別の不幸を招かないために。

http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4127&mode=0&classId=&blockId=9880636&newsMode=article

 
川島永嗣のブログから

2011年08月21日


「Beerschot戦」


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ブログ



たくさんの方から僕を気遣うメールをもらって、

本当に本当にありがとうございます。

本当は僕が気を遣わせる側ではないのですが…。

昨日の試合で起こったこと、

僕は僕に対してのヤジはまったく気にならないし、

こちらでプレーしているとゴール裏から何か飛んで来たり、

水をかけられたりするのはよくあることです。

ただ、

大きな被害があって今も日本全体で頑張っている時に、

それをだしに使われるのだけは許せなかったですね。

実は試合前日にベルギーでも大きなフェスティバルの最中に突然の嵐で、

数人の方が亡くなって試合の前にもみんなで黙祷したんです。

ベルギーでもかなり大きなニュースになっていました。

僕はベルギーでプレーしているし、

ベルギーのことが好きです。

そして何より僕は日本人です。

http://ameblo.jp/eiji-kawashima/entry-10992802892.html

FNNニュース:http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00205944.html