企業のグリーン化・省エネ化を急展開している中国で、外資の活躍が目立っている。「省エネなら日本企業」と思う人もいるだろうが、そうではない。当該外資企業は中国国内で手掛けた先行事業を担保に、新たに中国の国内銀行から新規事業資金の融資を受けるなど、中国市場に定着した動きを展開している。

 

　この企業はフィンランドの GreenStream社。エネルギー効率化ビジネスをグローバルに展開している。中国市場向けに独自の子会社、European Energy Savings Technologies (Shanghai) Ltd (“EEST”)を設立している。同社はフィンランド政府の「Finnish Funding Agency for Technology and Innovation」の資金供給を受けている。

 

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