JR 東日本は、今月中に総額300億円の初のサステナビリティボンドを発行する。 調達資金は、バリアフリー設備の充実や安全性を向上させた首都圏での新型車両のほか、非電化区間も走行でき、CO2排出量を削減できる新型交流蓄電池電車等に充当する。環境・社会問題の両方の課題解決に資する。
(写真は、秋田・男鹿線を走る交流式蓄電池電車EV-E801系)
サステナビリティボンドは、環境改善効果と社会的課題解決の両方の目的のために発行される。鉄道・運輸事業の場合、輸送手段からのCO2排出削減のほか、乗客を安全に運行させる社会的使命も担っており、環境事業に特化したグリーンボンドよりも、サステナビリティボンドあるいはソーシ……
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