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環境・CSR「理想の経営者」は誰か。リコー桜井会長がトップ「環境の内部化」を推進(日経エコロジー)

2012-08-20 20:26:43

最高得票を得たリコーの桜井会長
企業51社と識者23人に、経営者が環境・CSRに熱心な企業を尋ねた。リコーなど大手のほか、社会的活動に取り組む中小企業の名前も挙がった。

「環境・CSrの取り組みを進めるうえで社長の行動に満足しているか」。企業担当者の約27.4%が「どちらかといえば不十分」と答え、残る72.6%が「十分」「どちらかといえば十分」と答えた。

経営者との間に距離感

 とはいえ、企業の担当者に直接会うと、「取り組みに対する経営トップの認識が不十分」という本音が漏れる。実際は27%を超える担当者が、経営者との間に距離を感じている。

それでは環境・CSR活動に対する経営者の認識を深めるにはどうすればよいか。経営者を環境・CSR経営の手腕を基に評価することで、経営者の意識醸成につながるとの考えから、「日経エコロジー」では経営者が環境・CSR経営に熱心な企業の選出を企画。企業の担当者51人と、この分野に詳しい専門家などに回答を求めた。

具体的には「環境・CSRにかかわる課題や取り組みについて、メディアなどに考えを発信する『発信力』がある」「自社の環境・CSR経営を推進する『行動力』がある」「他社や社会一般における、環境・CSRの取り組みに影響を与える『変革力』がある」などの例を参考に、環境・CSR経営に熱心だと思われる経営者を、1~3位まで3人の名前をあげてもらった。1位が5点、2位が3点、3位が1点として集計し、企業ごとのランキングを示した。

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金融機関では、脱原発を打ち出した城南信金の吉原理事長が、経済同友会代表幹事で武田薬品工業社長の長谷川氏と同率の10位に入ったのが目を引いた。また、10位以下だが、滋賀銀行の大道良夫頭取、損保ジャパンの櫻田謙悟社長、東京海上ホールディングスの隅修三社長の名前も挙がった。

 


























































  社名  名前が挙がった経営者 ポイント
①    リコー 近藤史朗社長、桜井正光会長 64
②    パナソニック 大坪文雄会長  41
③    サントリーホールディングス 佐治信忠社長 25
④    東芝 佐々木則夫社長、西田会長 23
⑤    ソフトバンク 孫正義社長 18
⑤    トヨタ自動車 豊田章男社長、張富士夫会長 18
⑦積水化学工業 根岸修史社長 16
⑧    イオン 岡田元也社長 13
⑨    日産自動車 カルロス・ゴーン社長兼CEO 12
⑩    城南信用金庫⑩    武田薬品工業 吉原毅理事長長谷川閑史社長 88

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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最高得票を得たリコーの桜井会長