一般社団法人環境金融研究機構 | Research Institute for Environmental Finance: RIEF

ドイツのHandelsblattの報道によると、グーグルは自社の金融資産の2～3％を風力発電ファームや太陽光発電事業に投じる構想を持っているという。同紙が グーグルの　head of engineeringであるUrs Hoelzleへのインタビューで明らかにした。

グーグルの2011年初頭時点での保有金融資産(キャッシュフロー）は136億㌦であることから、新たに3～4億㌦の投資を行うことになる。すでにグーグルは約4億ドルを再生可能エネルギー源に投資しているので、倍増することになる。 Hoelzleによると、これらの投資の90％は収益獲得のためのビジネスベースの投資で、社会貢献としてではないという。 また同社にはどの再生可能エネルギー事業に投資すべきかを分析する独自のチームを立ち上げているという。

　グーグルのこれまでの主な再生可能エネルギー投資としては、シティバンクと共同で実施している Alta Wind Energy Cent（102MW)事業の第4フェーズへ$55mを投じた事例などがある。