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福島県産野菜をタイで販売へ 放射性物質検査で安全確認 ミニトマトとアスパラ初輸出(福島民友)

2013-05-17 10:10:10

tomato
tomato福島県や市町村、県内企業でつくる県貿易促進協議会は16日、福島県産のミニトマトとアスパラガスをタイへ初輸出、24~26日にバンコク市の大手デパートで試験販売すると発表した。福島県産野菜のタイ輸出は初めて。23日は現地で商談会を開き、福島県内の酒造会社4社の銘酒も提供する。同協議会は県産モモとリンゴの売れ行きが好調だった実績を好感、タイへの輸出拡大に向け販売促進活動を本格化させる足掛かりにしたい考えだ。
輸出するのは、福島県のいわきトマトランド(いわき市)が生産するミニトマト40キロ、JA会津いいでが出荷する喜多方市産のアスパラガス30キロ。試験販売のため量を絞り、タイの大手デパート系列5店舗で店頭に並ぶ。輸出にはタイ政府指定の検査機関で安全性を確認する必要があるため、出荷時にアスパラガスとミニトマトの放射性物質検査を実施。それぞれ検査証明書を添え、羽田空港から空輸する。
試験販売前の23日にバンコク市で開く商談会には現地のバイヤーや飲食店、ホテル、小売店関係者、一般市民ら約100人を招待。ミニトマトとアスパラガスの試食のほか、会津ほまれ酒造、奥の松酒造、末廣酒造、花春酒造が手掛ける地酒も振る舞い、福島県自慢の日本酒も精力的に売り込む。

 

http://www.minyu-net.com/news/news/0517/news6.html