自然エネルギーを活用した再生可能エネルギー発電が世界中に広まっているが、身近な存在であるペットの犬の"発電能力”に目を付けた試みが欧米で始まっている。それは犬の"うんち発電”だ。
英エコノミスト誌によると、ニューヨーク市で長年、リサイクル部門を担当したRon Gonen氏が目を付けたのが、公園等で放置される犬のうんちのリサイクルだ。“Sparky Power(「輝くパワー」とでも訳すか?)”と名付けたプログラムは、犬のうんちを嫌気性装置で処理しメタンを発生させ、そのエネルギーを活用しようというものだ。
米国の農家では、牛や馬、鶏などの糞を原料としたバイオガス発電や、メタン回収システム等の使用が普及している。牛の糞で発電できるなら、犬だって、というのが Gonen氏の発想だ。また、公園や街角で放置される犬のうんち処……
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