世界自然保護基金(WWF)によると、国連が登録する世界自然遺産(World Heritage Site)のほぼ半分が、採鉱、石油探査、違法伐採などの産業による脅威にさらされていることがわかった。
報告書は、WWFが Dalberg Global Development Advisorsに委託してまとめた。世界遺産には3種類あり、国連教育科学文化機関(UNESCO)が指定する802件の文化遺産の他に、世界96か国で197件の自然遺産と、32件の複合遺産の登録がある。
この自然遺産と複合遺産合計の229件が世界自然遺産とされる。その合計面積は地球表面積の約0.5%にあたる2億7900万haを占める。
そのうち、……
申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。