損保ジャパン日本興亜グループ 国内全グループ会社を適用対象としてISO14001認証取得(RIEF)
2016-01-26 18:15:54
損保ジャパン日本興亜ホールディグス株式会社(SOMPOホールディングス) は、傘下の国内全グループ27社538拠点を対象として国際標準機構(ISO)の環境マネジメント認証14001を取得した。グループ全体でのISO14001取得は珍しい。
同グループ中核の損保ジャパンは1970年に国内金融機関として初めて環境マネジメントのISO14001認証を取得した。その後、認証の維持・取得を通じた継続的な改善の取組みを 展開してきた。 2015年4月からは、国内の全グループ企業に、CSR・環境マネジメントシステムを導入している。
こうした積み上げの中で、今回、認証機関の日本環境認証機構の審査を経て、国内全グループ会社を適用対象としたISOの認証を取得した。対象となる企業全体の従業員数は約4万人に及ぶ。
SOMPOグループの導入しているCSR・環境マネジメントシステムを通じた取組み は、ISOのCSR国際規格であるISO26000に基づいている。このため、環境だけでなく、人権、消費者課題などの観点も取り入れている。
また、グループ全体で約2500人の社員を、CSRの推進を担う「CSR・エコチェッカー」に任命し、地域特性や事業特性に応じた取組みを推進しているという。業務面では、本業の保険ビジネスを生かして、干ばつによる損害を軽減する天候インデックス保険を内外で販売するなど、CSR活動とビジネスの連携も進めている。
同グループでは、 グループ共通のCSRの枠組みを、 CSR推進の共通インフラとし、社会的課題の解決に資する先進的な商品・ サービスの開発・提供などを通じてレジリエントで持続可能な社会の実現に貢献して いきたいとしている。
http://www.sompo-hd.com/~/media/hd/files/news/2016/20160120_1.pdf