国連の専門機関である国際民間航空機関(ICAO:International Civil Aviation Organisation)は先週、モントリオールで会合を開き、2021年から予定していた温室効果ガス削減のために国際航空各社に、オフセット排出枠の購入を義務付ける(CORSIA)制度の実施を、新型コロナウイルス感染の影響を考慮して、少なくとも2023年以降に延期することで合意した。これにより、民間航空各社は全体で150億㌦(約1兆6000億円)のコスト削減につながるという。
(写真は、CORSIA延期を決めたICAOのモントリオールでの会合)
ICAOは国際航空からのCO2排出を制限するため、①20……
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