HOME4.市場・運用 |金融安定理事会(FSB)マーク・カーニー議長 グリーンボンドの標準化の促進、環境リスクの信用格付けへの統合を要請(RIEF) |
Carneyキャプチャ

 

 金融安定理事会(FSB)のマーク・カーニー議長(英イングランド銀行総裁)は、グリーンボンドの標準化を進める必要性を強調するとともに、気候変動等の環境リスクを信用格付けに統合するよう求めた。

 

 カーニー氏はベルリンで開いた会合でスピーチを行った。同氏はドイツが来年、次期G20の議長を務めることを踏まえ、ドイツに対して「グリーン経済への積極的な役割」を演じるよう求めた。

 

 同氏は、地球温暖化を抑制するため低炭素経済に移行するためには、新たな市場を創設する必要があると指摘。「気候ファイナンスをメインストリーム(金融の柱)にし、環境リスクをチャンスに転じる歴史的なチャンスに直面している」と、グリーンファイナンスの市場づくりの重要さを訴えた。

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