HOME11.CSR |中国電力の島根原発2号機 新たに原発冷却の空調ダクトから13個の腐食穴検出。原発の管理不十分さを証明(RIEF) |

中国電力の島根原発2号機 新たに原発冷却の空調ダクトから13個の腐食穴検出。原発の管理不十分さを証明(RIEF)

2016-12-16 22:20:45

shimane2キャプチャ

 

   中国電力は16日、松江市にある島根原発2号機の中央制御室の空調換気系ダクトに、9カ所計13個の腐食による穴を発見したと発表した。 中国電は8日に、同じダクトから、横約1mの大穴が見つかっており、腐食による類似の穴がほかにもないか点検していた。

 

 今回、新たに見つかったのは、直径約1cmの穴12個と、横約1cm、縦約15cmの亀裂状の穴1個。いずれも、ダクトを覆う保温材を剥がしたことで発見できたという。同原発は1989年の稼動で、稼動後、27年が経過している。

 

 同原発は現在、運転停止中であることから、中国電力では、これらの穴からの放射性物質の漏れはないとしている。2号機は現在、再稼働に向け、新規制基準の適合性審査を受けている。

 

 中国電では8日に運転を監視する重要施設の中央制御室の空調ダクトに、横約1m、縦約30cmの“大穴”を発見したと発表している。これを受けて、他の設備部分でも、腐食による同様の類似の穴が生じていないかと点検していた。http://rief-jp.org/ct4/66321

 

 

http://www.energia.co.jp/atom/press16/p161216-1.html