この提案は、大学の約140人のフェローによって署名され、提出された。署名者の中には、元カンタベリー大司教のRowan Williams氏も名を連ねている。またDivestment 政策を年内にどう展開するかも大学側に要請している。
ただ、大学の運営を評価する評議会は、Regent Houseの決定をそのままは受け入れない方向で内部の議論が進んでいるという。その代わりに、Divestmentの利点、不利な点を分析したレポートを近く発行することで、Regent House側と合意しているとしている。
Regent House は約5,500人の教職員や大学関係者らによって構成されている。 提案は可決されると、評議会の異議がない限り、9日後に承認されたとみなされる。
元カンタベリー大司教のWilliams氏は「もし大学やカレッジが我々の環境の将来に対して明確な行動を示せるならば、大変素晴らしいことだ」と述べている。同大学の保有資産のうち、現在、石炭等の化石燃料関連事業に投じられている規模は、3億7000万ポンドに上っている。