ホワイトハウスは、トランプ米大統領が気候変動対策の国際合意であるパリ協定について、5月後半までに、米国が同協定から離脱するかどうかの判断を決める方針であることを明らかにした。
報道官のSean Spicer氏が述べた。同氏は30日の記者会見で、トランプ大統領が28日にオバマ政権の温暖化対策を撤回する大統領令に署名したことに関連して、「われわれは、現在、パリ協定関連の政策評価を実施中だ。大統領は米国が協定にとどまるべきかどうかの判断を、5月に開くG7(先進7か国首脳会議)までに、決定するだろう」と語った。
現在の予定では、G7会議は、イタリアで5月26日に開く予定という。このため、トランプ大統領はそれまでに米国の対応を決め、離脱の場合は、G7の場で意向を……
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